2000年代後半のテレビバラエティ黄金期、ひときわ熱狂的な支持を集めたアイドルグループがありました。日本テレビ系『人生が変わる1分間の深イイ話』から飛び出し、一大ムーブメントを巻き起こした「新選組リアン」です。デビュー曲の鮮烈なヒットから活動休止、そして2014年の解散発表から歳月が流れた今もなお、彼らの足跡や解散の真相は多くのファンの心に残り続けています。
プロデューサーの電撃引退という荒波を乗り越え、5周年という節目でマイクを置いた彼らは、なぜあのタイミングで別の道を選んだのでしょうか。リーダーを務めた森公平や俳優として確固たる地位を築いた榊原徹士をはじめ、それぞれのフィールドで活躍を続けるメンバー5人の現在の姿と知られざる舞台裏を、独自の取材網と最新の情報を交えて紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:新選組リアンは『深イイ話』のプロジェクトから誕生し、デビュー曲『男道』でオリコン上位を記録する社会現象となった。
- 要点2:解散理由は後ろ盾の引退だけでなく、結成5周年の節目に「個々の自立と将来のキャリア形成」を見据えた前向きな決断だった。
- 要点3:森公平や榊原徹士は表現者として、他のメンバーは実業やビジネスの現場で成功を収め、今も絆を保ち続けている。
【結成の原点】『深イイ話』と島田紳助プロデュースが生んだ熱狂
新選組リアンの物語は、2009年に放送されたバラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』の大型プロジェクトから幕を開けました。当時、番組司会を務めていた島田紳助プロデュースのもと、京都の大学生や若者を対象とした大規模オーディションを開催。「京都から全国へ」「平成の新選組」をコンセプトに、応募総数数千人の中から個性あふれる5人の青年が選出されました。
グループ名の「リアン(Lien)」は、フランス語で「絆」や「縁」を意味します。選ばれたのは、森公平、榊原徹士、山口純、関義崇、國定拓弥の5人。素朴さを残しながらも強い向上心を持つ彼らは、過酷な合宿生活やレッスンを経て急速に成長していきました。デビュー曲『男道』(カシアス島田作詞・高原兄作曲)は、古風な硬派さとキャッチーなメロディが融合し、2009年10月のリリース直後にオリコン週間チャート初登場3位を記録。京都のローカル色を武器に、瞬く間に全国区の人気アイドルへと駆け上がったのです。
【突然の幕引き】新選組リアンの解散理由と「噂の真相」に迫る
順風満帆に見えた新選組リアンの活動に大きな転機が訪れたのは、デビューからわずか2年後の2011年8月でした。最大の理解者でありグループの舵取りを担っていた島田紳助氏が、突然の芸能界引退を表明します。強力なバックアップを失ったことで、ネット上では「すぐに解散するのではないか」「テレビから干されてしまうのでは」といった不穏な憶測が飛び交いました。
しかし、メンバーたちは歩みを止めませんでした。バラエティ番組への露出は減少したものの、全国各地でのライブ活動や舞台、ファンミーティングを精力的に重ね、地道な活動を続行。プロデューサー不在の中でも約3年間にわたり自立したアーティスト活動を継続した事実は、彼らの実力と絆の強さを如実に物語っています。
そして迎えた2014年10月、結成5周年の記念ライブをもってグループは正式に解散しました。突然の発表にファンは驚愕しましたが、その真相は決して不仲や強制的な終了ではありません。メンバー全員が20代半ばから後半に差し掛かり、「アイドルとしての5年間をやりきり、次は一人の表現者・社会人として自立すべきだ」という建設的な話し合いの結果でした。大人の敷いたレールを完走した彼らが、自らの意志で選んだ前向きな門出だったのです。
【2026年最新】森公平・榊原徹士らメンバー5人の現在の姿と経歴
解散から長い歳月が経過した現在、5人はそれぞれ全く異なる分野で独自の足跡を刻んでいます。芸能界で確固たる評価を得る者、ビジネスの最前線で手腕を振るう者など、彼らの現在の姿を一人ずつ見ていきましょう。
森公平(リーダー)
グループ在籍中から『クイズ!ヘキサゴンII』発のユニット「サーターアンダギー」のメンバー(山田親太朗、松岡卓弥と共に活動)を兼任し、お茶の間で抜群の知名度を誇った森公平。現在はマルチタレントとして舞台出演やMCをこなす傍ら、アウトドア・キャンプ系動画クリエイターやDJとしても才能を発揮。自身のライフスタイルを発信する活動が幅広い世代に支持され、自然体の魅力でファンを魅了し続けています。
榊原徹士(てっちゃん)
抜群の歌唱力とルックスで中心的人気を誇った榊原徹士は、実力派俳優として華々しいキャリアを積み重ねています。特筆すべきは2017年の特撮ドラマ『宇宙戦隊キュウレンジャー』におけるスパーダ/カジキイエロー役への抜擢です。子どもから大人まで幅広い人気を獲得したほか、吉本坂46の選抜メンバーとしても活躍。近年は本格的なミュージカルや名作舞台、映像作品に次々と出演し、表現者として揺るぎない地位を確立しました。
山口純
端正なビジュアルで人気を集めた山口純は、グループ解散を機に潔く芸能界を一線退きました。その後は一般社会へ進出し、ブライダル関連企業やPR・マーケティング企業などを経てビジネスパーソン・実業家としての道を歩んでいます。芸能界で培ったコミュニケーション能力と企画力を武器に、ビジネスの世界でも高い評価を得ていると伝えられています。
関義崇
メンバーの中でも骨太な存在感を放っていた関義崇も、芸能界を離れてビジネスの世界へと舵を切りました。地元・関西を拠点に飲食業界や地域密着型ビジネスのプロデュースに関わり、経営者としての手腕を発揮。表舞台には出ないものの、地に足をつけた確かな人生設計で成功を収めています。
國定拓弥
甘いマスクと豊かな表現力でファンを惹きつけた國定拓弥は、解散後も舞台俳優・ヴォーカリストとしての活動を粘り強く継続。小劇場から大型舞台まで精力的に出演を重ねるほか、ソロ名義での音楽ライブも開催。ファンとの密なコミュニケーションを大切にしながら、表現者としてのこだわりを貫いています。
【ディスコグラフィ】デビュー曲『男道』から名曲揃いの楽曲一覧
新選組リアンが世に送り出した楽曲群は、男らしさと叙情的な哀愁が同居する独特の世界観を持っています。今なお語り継がれる主なシングル・アルバムを振り返ります。
彼らの代表曲といえば、やはりデビューシングル『男道』です。和太鼓の勇壮な響きとキャッチーなサビのフレーズは、全国の着うたチャートを席巻しました。続いてリリースされた『本当に僕でいいんですか』では一転して等身大の切ないラブソングを歌い上げ、表現の幅の広さを証明。
さらに『愛の唄』、哀愁漂うメロディが光る『色糸』、冬の情景を描いた『Merry X'mas to U』など、発表した楽曲はいずれもクオリティが高く、ファーストアルバム『上京物語』は彼らの青春と上京時の葛藤が詰まった傑作としてファンから今も愛され続けています。
【再結成の可能性】10周年同窓会の奇跡とメンバーたちの深い絆
解散後、ファンの間で常に囁かれてきたのが「再結成はあるのか」という期待です。その願いが最高の形で実現したのが、結成からちょうど10年の節目となった2019年秋の「10周年同窓会ライブ」でした。
芸能界を引退したメンバーを含む5人全員がステージに再集結し、一夜限りの奇跡的な復活ライブを敢行。ブランクを一切感じさせない息の合ったフォーメーションと歌声を披露し、客席を埋め尽くしたファンを熱狂と涙で包み込みました。
それぞれが異なる道を歩み、大人の責任を背負っている現在も、プライベートでの交流は定期的に継続しています。メンバーのSNS等で垣間見える飾らない笑顔や変わらぬ友情は、グループ名に込められた「Lien(絆)」が今も強固に息づいている証左と言えます。大規模な常設復活は現実的に難しいとしても、メモリアルな節目におけるサプライズ再集結の可能性は十分に期待されています。
【新選組リアン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:新選組リアンはいつ結成され、何人組でしたか?
A1:2009年に日本テレビ系『人生が変わる1分間の深イイ話』のプロジェクト内で結成された5人組のボーカルユニットです。メンバーは森公平、榊原徹士、山口純、関義崇、國定拓弥の5名で構成されていました。
Q2:島田紳助さんの引退後、グループはどうなりましたか?
A2:2011年8月にプロデューサーの島田紳助氏が引退した後も即座に解散することなく、全国各地でのライブや舞台など自立した活動を約3年間継続しました。その後、結成5周年の節目となる2014年10月に発展的解散を遂げました。
Q3:サーターアンダギーと兼任していた森公平さんの現在は?
A3:森公平さんは現在もタレント・MC・舞台俳優として幅広く活動するほか、持ち前のセンスを活かしたアウトドア・キャンプ分野のインフルエンサーやDJとしても精力的に発信を続けています。
まとめ:それぞれの道を切り拓く5人の未来に寄せる期待
テレビ番組の企画から偶発的に生まれたボーカルグループでありながら、新選組リアンが多くの人々の記憶に刻まれているのは、5人が与えられたチャンスに対して真摯に向き合い、誠実に走り抜けたからです。
突然の後ろ盾の消失という試練にも腐ることなく、自らの足で5周年まで駆け抜けた経験は、各メンバーのその後の人生における揺るぎない土台となっています。ステージの上で輝き続ける者も、ビジネスの現場で社会を支える者も、胸に宿る「絆」を灯火にそれぞれの未来を堂々と切り拓いています。彼らが残した楽曲と色褪せない青春の熱気は、これからもファンの記憶の中で輝き続けるはずです。 (出典: 新選 組 リアン(Yahoo!ニュース))