小田急線屈指のターミナルである相模大野駅。その駅直結のシンボルとして長年親しまれてきたのが「小田急ホテルセンチュリー相模大野」です。週末のランチビュッフェで賑わった洋食レストランや、結納・法事などで重宝された日本料理店など、特別な日の思い出が詰まった場所として記憶している方も多いのではないでしょうか。
しかし現在、ネット上では「久しぶりに行こうとしたら予約ページが見当たらない」「レストランはまだ営業しているのか」といった疑問の声が頻出しています。地域のハイクラスな食を支えてきたホテル内のレストランは今どうなっているのか、その歴史的背景から現在の活用状況、さらには駅周辺で重宝する代替店舗の最新情報までを整理してお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:小田急ホテルセンチュリー相模大野は2021年9月30日をもって営業終了し、館内すべての直営レストランも閉店している。
- 要点2:閉店理由はコロナ禍による宿泊・宴会需要の縮小と、小田急グループ全体の事業ポートフォリオ見直しによるもの。
- 要点3:ビュッフェや個室会食のニーズは、相模大野ステーションスクエア内の上質フロアや近隣ホテルのダイニングで代替可能。
【真相】センチュリー相模大野のレストランは現在も営業中?営業終了の全貌
多くの地元住民や小田急線ユーザーが気にしている「センチュリー相模大野のレストランは現在も営業しているのか」という疑問ですが、結論から申し上げると館内のすべての直営レストランは営業を終了しています。
相模大野駅ビルの上層階に位置していた小田急ホテルセンチュリー相模大野は、2021年9月30日の宿泊・施設営業をもって完全閉館を迎えました。ホテル自体の営業終了に伴い、長年親しまれてきたレストランやラウンジ、宴会場フロアもすべて同時にその役目を終えています。
そのため、現在かつてのホテル内レストランへ直接足を運んでも、食事やお茶を楽しむことはできません。閉館から月日が流れた今でも検索され続けている理由は、駅直結という抜群の立地と上質なサービスが、地元住民の暮らしや人生の節目に深く定着していた証拠と言えます。
なぜ愛されたホテルが幕を下ろしたのか?レストラン閉店の決定的な理由
地域住民から絶大な支持を集めていたホテルとレストランが、なぜ閉鎖という大きな決断を下すに至ったのでしょうか。その背景には、複合的な経済環境の変化と鉄道グループ全体の経営戦略がありました。
最大の要因は、2020年以降の世界的な生活様式の変容とインバウンド・出張需要の激減です。ホテルセンチュリー相模大野は客室稼働だけでなく、地元企業の宴会、大規模なウェディング、親族の集まりといった「宴会・飲食部門」が大きな収益の柱となっていました。しかし、会食の自粛やリモートワークの浸透が長期化し、レストランや宴会場の稼働率は前代未聞の打撃を受けました。
さらに、運営母体である小田急グループの中期経営計画における構造改革が決定打となりました。グループ全体の経営資源を効率化し、ホテル事業を「宿泊特化型」や「観光地リゾート(箱根エリアなど)」へ集中させる方針が打ち出された結果、築年数が20年を超えて設備更新期を迎えていた相模大野のシティホテルは、事業終了という苦渋の選択を迫られることになったのです。
名店「ボンロザージュ」「相模亭」の魅力と利用者の口コミ・評判を振り返る
ホテルセンチュリー相模大野には、今なお語り継がれる名レストランが存在していました。特に人気の高かった2店舗の足跡を振り返ります。
洋食の主役だったのが、グリルキッチン「ボンロザージュ(Bon Rosage)」です。明るく開放的な店内では、シェフが目の前でカッティングするローストビーフや、季節ごとのスイーツがずらりと並ぶランチバイキングが代名詞でした。地元のママ友ランチやファミリーのお祝いなど、予約が取りづらいほどの熱気を見せ、「ホテルのクオリティをカジュアルに楽しめる最高の場所」として高い口コミ評価を集めていました。
一方、和の情緒を重んじたのが「日本料理 相模亭」です。熟練の料理人が手掛ける四季折々の会席料理はもちろん、何より重宝されたのが大小揃った完全個室の存在でした。お宮参りやお食い初め、両家の顔合わせ、長寿のお祝い、そして法要後の精進落としなど、人生の厳かな節目において「相模亭を予約しておけば間違いない」という絶対的な信頼を獲得していた名店でした。
小田急ホテルセンチュリー相模大野の跡地はどうなった?2026年最新情報
ホテルが営業終了した後、あの広大な空間はどうなったのか。気になる跡地の最新状況にも注目が集まっています。
ホテルが位置していた「相模大野ステーションスクエア」の上層階フロアは、駅直結という屈指の利便性を活かした複合機能フロアへの転換が進められました。かつての客室や宴会場の一部は、地域の生活を支えるメディカルモール(クリニック)やオフィス、学習・コミュニティ関連の多目的スペースなど、新たな都市機能へと順次再編されています。
街のランドマークとしての外観はそのままに、建物の内部は「宿泊・大型宴会」から「日常を豊かにする地域密着型のサービス拠点」へと役割を進化させており、ステーションスクエア全体の回遊性を高める取り組みが続けられています。
【相模大野駅周辺】ホテルビュッフェ&記念日ディナーの代替となる注目店
かつてのボンロザージュや相模亭のように、「ちょっと特別な食事を楽しみたい」「落ち着いた個室で集まりたい」というニーズに応える、現在の注目店舗をピックアップしました。
1. 相模大野ステーションスクエア内の上質レストラン街(7F・8F)
駅直結の利便性を最優先するなら、ステーションスクエアのダイニングフロアが有力な選択肢です。旬の鮮魚を落ち着いた和空間で味わえる海鮮割烹や、家族の記念日ディナーに対応できる上質なイタリアン、こだわりのとんかつ専門店など、普段使いよりワンランク上の食事に適した店舗が揃っています。一部店舗では半個室やゆったりとしたボックス席も備えられており、親族での会食にも対応可能です。
2. 厳選された個室日本料理・会席の選択肢
相模亭が担っていたフォーマルな慶事・法事の需要は、駅近くの木曽路 相模大野店などが手堅い受け皿となっています。丁寧な接客と落ち着いた個室空間、送迎バスや慶弔用の会席コースが完備されており、三世代が集まる行事でも安心して利用できます。
3. ホテルビュッフェを求めるなら近隣ターミナル駅へ
「どうしてもホテルの豪華なバイキングを楽しみたい」という場合、相模大野駅から電車でわずか数分の小田急線沿線ホテルへ足を伸ばすのが現実的です。町田駅周辺のシティホテルや、海老名駅直結のレンブラントホテル海老名(アルエット)などでは、現在もシェフ自慢のローストビーフや季節のスイーツビュッフェが活況を呈しています。相模大野からのアクセスも良好なため、週末ランチの代替先として高い満足度を得られます。
【センチュリー相模大野 レストラン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ボンロザージュのランチバイキングは、どこか別の場所へ移転して営業していますか?
A1:残念ながら移転オープンはしておらず、単独店舗としての営業も行っていません。ホテルの営業終了とともにブランドとしての歴史に幕を下ろしています。近隣で同様のホテルビュッフェを体験したい場合は、町田や海老名エリアのホテルレストランの利用をおすすめします。
Q2:相模亭で行っていたような結納や顔合わせができる相模大野駅直結の店はありますか?
A2:駅直結の相模大野ステーションスクエア内にある和食店やカジュアル懐石を提供する店舗で、席予約やコース料理の相談が可能です。より厳格な格式や完全個室の静けさを重視する場合は、駅徒歩圏内の専門店(木曽路など)を検討するのがスムーズです。
Q3:ホテルの跡地フロアには現在一般の人でも入れますか?
A3:ステーションスクエアの商業エリアおよび医療機関などが入居しているフロアは通常どおり立ち入りが可能です。ただし、かつての客室フロアや運営管理エリアなど、一般開放されていない区画もあります。
Q4:小田急ポイントが貯まる・使える近隣の代替レストランはどこですか?
A4:相模大野ステーションスクエアのレストラン街各店であれば、これまで通り小田急ポイントの積算・利用が可能です。記念日のお食事でもポイントを活用できるため、地元の方にとって利便性の高い選択肢となります。
まとめ:街の歴史を受け継ぎ進化する相模大野のグルメシーン
小田急ホテルセンチュリー相模大野と、その館内を彩った「ボンロザージュ」「相模亭」をはじめとする名レストラン群。2021年の閉館は多くのファンに惜しまれましたが、そこで紡がれた記念日やお祝いの記憶は、今も地域の歴史として色濃く残っています。
現在、相模大野駅周辺は大型タワーマンションの誕生や商業エリアの再整備が進み、新しい世代のライフスタイルに合わせた魅力的な飲食店が次々と登場しています。かつてのホテルクオリティを懐かしみつつ、現在のステーションスクエア内の上質なダイニングや、少し足を伸ばした沿線のホテルビュッフェなど、シーンに合わせた新しいお気に入りのお店を見つけてみてはいかがでしょうか。 (出典: センチュリー相模大野 レストラン(Yahoo!ニュース))